2016年8月17日
意外と知られてない!カジノリゾート5選
日本で近年「統合型リゾート(IR)」に関する法案の成立が話題となりました。新型コロナの影響で日本のIR誘致がどうなるのかも気になるところですが、日本のカジノリゾートはどのような建築スタイルになるのでしょうね。今回は、ヨーロッパのカジノリゾートの建築スタイルについて記事にしていきます。
ヨーロッパのカジノリゾートの起源
そもそもカジノはヨーロッパを起源として上流貴族の娯楽として広まり、貴族らが訪れるリゾート地に立てられるようになったことをきっかけに社交場へと発展し、現在の統合型複合リゾート施設となりました。
歴史的な建築様式であるにもかかわらず、いまだにカジノプレイヤーにとって憧れの地であり続け観光地として贅沢な空間を提供し続けています。
ヨーロッパらしい、古き良き建築様式・インテリアのデザイン・周辺環境のカジノリゾートをご紹介します。
イタリアの「カジノ・ディ・ヴェネツィア」
正式名称:カジノ・ディ・ヴェネツィア,ヴェンドラミン・カレルジ
世界最古のカジノで1638年から運営されていますが、建築は1481年に住居として行われました。紳士淑女が通う落ち着いた雰囲気のカジノなので、騒がしい雰囲気ではありません。
カジノの建物自体はかつての旧ベネチア共和国の最高行政官の住居として使われていたもので、現存するルネッサンス様式の中でも完璧と評されています。内部は格調高い雰囲気がありカジノというより博物館のような空間です。
また、運河からカジノに入るルートと陸からのルートがあります。有料の水上バスが出ていますが、カジノの客であれば無料で利用できます。観光で来たなら水上バスで水の都ベネチアを満喫できるのでオススメです。
モナコの「カジノ・ド・モンテカルロ」
1863年開業のモナコでは最古のカジノです。まるで宮殿のような外観で、世界中のカジノプレイヤーにとって憧れの地であり観光地としても有名です。このカジノを建築したシャルル・ガルニエはパリのオペラ座の設計を手がけた建築家で、その佇まいだけでも一見の価値があります。
館内(ゲーム室)も美術館のように名画やステンドグラスが飾られていて、息をのむほど圧倒的で美しい空間です。
ギリシャの「クラブ・ホテル・カジノ・ルートラキ」
ギリシャはカジノなどの賭け事が盛んな土地柄で、カジノリゾートもいくつかあります。その中でも人気なのがクラブ・ホテル・カジノ・ルートラキです。
これまでに紹介した他のヨーロッパのカジノリゾートとは違って、遠洋定期船をテーマにした5階建てのホテルです。エーゲ海に面した立地で景色が素晴らしいです。
ギリシャの「カジノ・ポルト・カラス」
こちらもエーゲ海沿いにあり、リゾート施設らしく海と山に囲まれたカジノリゾートです。ポルト・カラスの敷地内には5つ星クラスのホテルが2軒あります。
ポルト・カラス・メリトン
海に浮かぶ豪華客船のような建物で、客室からはトロネオス湾という美しい海が広がり、その景色をみただけで満足できる絶景です。ホテルに併設されているスパは屋内海水プール、種類豊富なお風呂、バーなどがあります。
2:ポルト・カラス・シトーニア
こちらも豪華客船を思わせる建築様式で、白色を基調とした美しい外観です。客室は全部で477部屋あり、部屋ごとにインテリアが異なっているなど内装もこだわっています。
まとめ
上記で紹介したリゾートは歴史・実績があるため、非日常のリゾート空間を満喫してもらうたべく、カジノ運営側もセキュリティには最新かつ細心の注意を払っているところばかりで、アニメ「ルパン3世」のような大泥棒でもなければ不正侵入すら難しいくらい万全です。
尚、「ドレスコードは大丈夫なのか?」と疑問に思った人がいるかもしれませんが、男性であればスーツ、女性はドレス着用であればオーケーなので結婚式に参加する際の服装をイメージすると良いでしょう。
最高級のカジノリゾートにスーツ(ドレス)で颯爽と訪れる。上流を楽しむ大人の雰囲気を味わえることでしょう。